ケータリングの片付け・ゴミ回収は頼める?オフィス開催前の確認事項
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
懇親会が終わってから、空容器や食べ残しを誰が処理するのか分からなくなることがあります。「片付け込み」と聞いていても、業者の容器回収と、会場全体のゴミ処理や家具の復旧は別の作業です。翌日も使うオフィスでは、終了後の状態まで具体的に合意しておくことが大切です。この記事ではケータリングの片付けとゴミ回収を工程に分け、発注前の確認方法を解説します。50名の会を仮の例に、撤収時間と社内担当者の役割も整理します。
1.片付けを四つの仕事に分ける
最初に、使用した食器や料理容器を集める仕事、残った食品を扱う仕事、ゴミを分別して搬出する仕事、会場を元に戻す仕事を分けます。業者が担当するのはどこまでか、社内のゴミ箱や参加者が持ち込んだ物も対象かを確認してください。まとめて「片付け」と呼ぶと、合意した範囲が見えにくくなります。
レンタル食器や機材は業者へ返す物であり、捨てる物と混ぜないようにします。回収容器の置き場所と返却する物の一覧を共有しておくと、社内の担当者が誤って処分することを防げます。紙製の食器でも分別方法は施設や回収条件で異なるため、見た目だけで判断しないことが大切です。
家具の復旧は、料理台を撤去するだけでは完了しない場合があります。机、椅子、社内備品、配線、案内物など、設営時に変えたものを一覧にします。誰が戻し、誰が確認するかを設営前に決めておけば、閉会後に手の空いている人を探す必要が減ります。
2.ゴミ回収は対象と経路を確認する
業者へは、回収するゴミの種類と範囲、分別方法、使用する袋、搬出先を確認します。料理容器だけを回収するのか、ドリンクの空容器も含むのか、会場のゴミ箱に入った物まで扱うのかを具体的に聞きましょう。社内で調達した飲食物がある場合は、その容器も対象になるかを別に確認します。
施設側にも、イベントで出るゴミを通常の集積所へ出せるかを確認します。日常のオフィスゴミと同じ扱いとは限りません。回収の仕組みや分別区分は場所によって異なるため、社内の慣習だけで決めず、管理担当者へ確認してください。法的な扱いを幹事が自己判断せず、必要に応じて施設と業者の担当者同士で確認します。
搬出経路も重要です。参加者の退出と台車の移動が重なる場合、時間や経路を分けられるかを検討します。エレベーターの利用時間や搬出口の施錠時刻があるなら、撤収計画に入れます。ゴミ回収を依頼していても、搬出できる条件がそろわなければ作業が止まるためです。
3.残った食品は事前の方針に沿って扱う
食品が余った場合の扱いは、発注時に業者へ確認します。参加者へ持ち帰りを勧める、翌日の社員へ回すなどの判断を、その場の雰囲気で行わないようにします。提供からの時間や保管条件が関わるため、幹事が外見だけで食べられるかを判断することは避けます。
参加者から持ち帰り希望が出る可能性があるなら、事前に業者の方針を聞き、社内案内にも反映します。「余ったら配ります」と先に約束しないことが大切です。未開封の飲料なども、購入品か回収対象品かで扱いが変わるため、食品と別に確認してください。
食べ残しを減らすためには、当日の処分だけでなく発注と提供の振り返りが必要です。参加人数、食事時間、料理台の混雑、余った品を記録し、次回の量や配置へ生かします。記録していない割合を推測で数値化せず、観察した内容を業者へ伝える形にします。
料理の手配から終了後の片付けまでまとめたい方は、OFFICE de PARTYへご相談ください。人数・予算・目的と会場ルールをもとに、設営、進行、交流企画、撤収の分担まで確認できます。
4.撤収時間はイベント終了とは別に確保する
50名で2時間の懇親会を開く場合でも、会議室を2時間だけ予約すればよいわけではありません。設営と撤収に必要な時間を業者へ確認し、予約に含めます。必要時間は料理の提供方法、機材、搬出経路によって変わるため、一律に何分と決めず、具体的な条件で相談してください。
終了直後は、参加者の退出、忘れ物確認、食器回収が同時に発生します。会場内に人が残っている場所で大きな家具を動かさないよう、退出案内と作業開始を調整します。幹事は閉会挨拶を終えた後も、社内の確認者としてどこまで残るかを決めておきましょう。
進行が延びた場合の連絡先と、追加費用の扱いも確認します。歓談が長くなったから撤収時間だけ短くする、という対応には限界があります。司会と現場責任者が終了時刻を共有し、必要なら終盤の企画を調整できるようにします。施設の退館期限がある場合は、その時刻から逆算して計画します。
5.完了確認は写真と担当表で行う
撤収後は、家具配置、床や机上の状態、残置物、レンタル品、忘れ物を確認します。設営前の写真があると、元の位置を確認しやすくなります。写真だけでは分からない備品の数や鍵の返却などは、チェック項目として残してください。確認者が不在にならないよう、最後まで担当を決めておきます。
追加の清掃が必要になった場合も、誰が手配し費用を確認するかを明確にします。業者の契約に含まれる範囲を超える作業を、現場で当然のように依頼しないようにします。追加作業の内容と承認者を記録すると、後から請求を照合しやすくなります。
費用の比較では、飲食だけの案と撤収まで含む案をそのまま単価で比べず、社内に残る作業を併記します。OFFICE de PARTYの管理費10%は、対象範囲と最終金額を個別の見積もりで確認します。翌日の業務へ戻すまでを一つの範囲として考えると、必要な予算を整理できます。
会場の管理担当へ引き渡す場合は、確認済みの状態と残っている作業を分けて伝えます。「大体片付きました」という報告では、翌朝どこを確認すればよいか分かりません。何も残っていなければ、そのことも担当者間で共有し、鍵や入館証の返却まで終えて完了にします。
契約上の確認は法人ケータリングの選び方、前工程はケータリングの設営範囲、イベント全体の分担は社内イベントのケータリング選びを参照してください。
社内の清掃担当へも、通常の清掃とイベント後の作業が重ならないか確認します。普段の清掃が入るからイベントのゴミも処理してもらえるとは限りません。契約範囲が分からないまま依頼せず、施設の窓口を通して担当を明確にしてください。
片付けに参加する社員がいる場合は、触ってよい物と業者が扱う物を分けて案内します。機材やレンタル食器を善意で移動した結果、回収数が合わなくなることを防げます。手伝う人を増やす前に、作業の順番を共有することが重要です。
完了後の連絡先も残します。忘れ物や返却物の確認が翌日に発生した場合に、誰へ問い合わせればよいかが分かれば、社内の確認が分散しません。
6.よくある質問
ゴミはすべて業者が持ち帰りますか?
契約範囲によります。料理容器、空き缶、社内購入品の包装、会場のゴミ箱などを分けて確認してください。回収場所と搬出条件も合意しておきます。
片付け中に幹事が帰ってもよいですか?
社内の完了確認者が別に決まっていれば引き継げます。誰も確認しないままにせず、家具の復旧や施錠、返却物を確認する人を指定してください。
余った料理を社員に配れますか?
業者の方針と提供・保管条件を確認します。幹事が外見や経過時間だけで判断せず、発注前に扱いを決めておくことが大切です。
終了後に幹事だけが残る状況を避けたいなら、OFFICE de PARTYへ会場の撤収条件もお知らせください。人数・予算・目的に合わせ、準備から原状回復まで見通せる形に整理します。