OFFICE PARTY JOURNAL

会社イベントでアルコールを出すときの準備と注意点

社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

会社イベントでアルコールを出すときの準備と注意点を解説するイラスト(開催イメージ)

イラストは開催イメージです。

アルコールを用意する会社イベントでは、銘柄や本数より先に、どのような方針で提供するかを決める必要があります。飲む人と飲まない人が同じ場にいても、どちらかが説明や我慢を求められない運営が大切です。幹事だけが当日の判断を抱えないよう、社内ルールと担当もそろえましょう。この記事では30〜150名のオフィス懇親会を想定し、提供前の確認、飲み物の配置、司会の案内、困ったときの連絡体制を整理します。

1.社内と会場の提供条件を先に確認する

オフィスで飲酒できるか、開催時間が業務とどう関係するか、社内規程に必要な手続きがあるかを確認します。会社のイベントだから自動的に許可されると考えず、施設管理や人事などの担当へ相談してください。会議室の予約だけでは、飲食やアルコールの提供まで確認したことにはなりません。

参加者の範囲も整理します。社員だけか、内定者、取引先、運営スタッフなども参加するのかで、案内と確認方法が変わります。20歳未満の飲酒は認められていないため、対象者が含まれる可能性がある場合は、提供担当が適切に判断できる手順を社内で決めます。厚生労働省・成人の飲酒実態と関連問題の予防

提供の可否が決まったら、誰が責任者として判断するかを明示します。幹事が司会や受付を兼ねる場合でも、アルコールに関する問い合わせ先が不在にならない体制にします。外部業者を利用する場合は、社内の方針を口頭だけでなく事前資料に記載して共有してください。

2.飲まない選択を案内とメニューの両方に入れる

「飲まなくても大丈夫」と書くだけでは、ソフトドリンクが取りにくい配置なら選びづらさが残ります。水、お茶、甘くない飲料などを含め、アルコールと同じように見つけられる位置に用意します。乾杯用の飲み物も一種類に固定せず、参加者が自分で選べる方法を考えましょう。

飲まない理由を尋ねたり、飲酒することを交流への積極性と結び付けたりしないことが重要です。体質、体調、服薬、帰宅手段、本人の希望など、背景はさまざまです。幹事が健康上の可否を判断するのではなく、飲まない選択を尊重します。厚生労働省のガイドラインは、他人への飲酒の強要を避けるよう示しています。健康に配慮した飲酒に関するガイドライン

参加案内には「乾杯はお好きな飲み物でご参加ください」といった表現を使えます。司会者と乾杯の発声者にも同じ方針を伝え、その場で飲み干すよう求める演出はしません。メニューに選択肢があっても、進行で圧力がかかれば意味が薄れるため、案内と台本を合わせて確認します。

3.提供方法は量より管理のしやすさで選ぶ

本数手配か飲み放題かを選ぶときは、費用だけでなく、誰が補充し、提供場所を見るかを確認します。飲み放題を「たくさん飲むほど得」と説明せず、一定時間の提供方法として扱います。参加人数や開催時間を伝え、業者へ無理のない提供体制を相談してください。

仮に50名で2時間の懇親会を開くなら、受付後の乾杯用ドリンクと歓談中の補充を分けて考えます。開始時に全員が一か所へ集中しないよう、受け取り方を案内します。アルコールとノンアルコールが外見で似ている場合は、取り違えを防ぐ表示や容器、提供時の説明を業者と確認します。

会場へ持ち込む飲み物の種類、量、保管場所も担当者間で共有します。社内の冷蔵庫を使えるか、業務用の物と混ざらないか、空容器をどこへ置くかを決めておきます。参加者が自由に追加の酒類を持ち込む運用にする場合も、会社として認めるかを先に確認し、現場任せにしないようにします。

飲む人も飲まない人も参加しやすい会にしたい場合は、OFFICE de PARTYへ人数・予算・目的をご相談ください。料理とドリンクの提供から、設営、進行、交流企画、撤収まで、社内方針に合わせた運営を検討できます。

提供方針から相談する

4.当日の役割と連絡先を具体化する

当日の担当表には、社内責任者、提供担当、司会、受付、施設窓口を記載します。体調が優れない参加者がいたときに、誰へ連絡するかも社内の対応手順に沿って共有します。外部スタッフへ丸投げするのではなく、会社側が判断する範囲を明確にしておくことが大切です。

幹事が参加者の健康状態を診断したり、一定量なら安全と断定したりすることは避けます。飲酒に伴う影響には体質や体調による個人差があるため、一律の杯数を安全の基準にしないでください。緊急性が疑われる場合は、現場の手順に従い必要な支援につなぎ、本人を一人にしないための連絡体制を整えます。

提供時間の終了も進行表へ入れます。閉会直前まで追加を促すのではなく、業者と合意した時間で案内します。ラストオーダーの伝え方は、飲み急ぐ行動をあおらない表現にしてください。退出時の案内と片付けの開始が重ならないよう、会場内に残る参加者の状況も確認します。

5.開催後は飲酒量ではなく運営を振り返る

振り返りでは、ソフトドリンクが不足しなかったか、表示は分かりやすかったか、提供場所が混雑しなかったかを確認します。飲酒量の多さを会の盛り上がりの指標にせず、選びやすさと運営の問題を評価します。参加者アンケートも、飲まない理由や個人の健康情報を集める形式にしないことが大切です。

残った飲み物の扱いは、契約と社内ルールに従います。業者所有の物品や回収対象の容器を勝手に配らず、未開封品も含めて確認します。次回の注文に使う記録には、人数、開催時間、提供方法を添えましょう。同じ本数が減ったとしても、参加条件が違えば単純な比較はできません。

費用を見直す場合も、飲料だけでなく冷却や補充、回収の仕事を含めます。商品を社内で購入する案に切り替えるなら、担当者の負担が増える点を確認します。比較の基本は法人ケータリングの選び方、プラン選択は飲み放題の考え方、運営全体は社内イベントのケータリングで整理できます。

会の前に一度、案内文と台本を別の担当者に読んでもらうことも有効です。飲酒を前提にした言葉や、断りにくい演出が残っていないかを点検できます。飲み物のメニューを整えるだけでなく、参加者へ伝わる言葉まで確認すると、会社としての方針を現場へつなげやすくなります。

案内を出す前に、社内の責任者と提供担当で短い打ち合わせを設けます。参加対象、提供時間、飲まない人への案内、問い合わせ先を順に読み合わせれば、文面と現場の対応が一致しているか確認できます。問題が起きてから方針を決めるのではなく、通常の準備項目として扱います。

企画の景品に酒類を使う案がある場合も、受け取りを希望しない人の扱いを考えます。飲酒しないことを目立たせずに別の選択肢を用意するなど、企画担当と事前に調整しておきましょう。

6.よくある質問

乾杯は全員同じ飲み物にするべきですか?

同じである必要はありません。好きな飲み物で参加できることを案内し、水やソフトドリンクも受け取りやすく用意します。飲み切ることを求める進行にはしません。

飲酒量の安全な目安を参加者へ示せますか?

個人差や体調などがあるため、幹事が一律に安全な量を保証しないようにします。公式情報を参照し、飲まない選択を尊重する運営を基本にしてください。

社内で購入したお酒を業者に提供してもらえますか?

対応の可否と費用は業者に確認します。保管、冷却、開栓、回収の担当も含めて合意し、持ち込めば自動的に対応してもらえると考えないようにします。

ドリンクの手配と会社側の確認事項をまとめたい担当者の方は、OFFICE de PARTYへご相談ください。参加条件を踏まえ、無理のないオフィス懇親会の運営を組み立てます。

人数・予算・目的を伝える

← ブログ一覧に戻る
人数と予算から相談する