社内懇親会アンケートの質問例10選|次回につながる聞き方
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
「楽しかったです」という回答はうれしいものの、次回何を変えればよいか分からない。社内懇親会のアンケートでは、感想を集めるだけでなく、開催目的と運営のどこを確認したいかを決めることが重要です。この記事では、30〜150名程度のオフィス開催に使える質問を10個紹介します。すべてを一度に聞くのではなく、自社の課題に合うものを選び、回答しやすい形式と集計後の活用まで含めて設計する方法を解説します。
1.質問を書く前に、次回決めたいことを整理する
アンケートの目的は、開催を肯定してもらうことではありません。別部署との接点を作れたか、会場が使いやすかったか、時間配分を変える必要があるかなど、次回の判断へつながることを確認します。主催者が知りたいことを全部並べるより、改善を検討できる項目へ絞った方が回答を生かしやすくなります。
例えば50名の仮の会で「初参加者が会話へ入りやすくする」を目的にしたなら、全体の満足度だけでは評価しづらくなります。紹介のきっかけがあったか、話しにくい場面がなかったかを聞くと、次回の席割りや進行を見直せます。参加者個人の社交性を評価する質問にせず、場の作り方を確認する姿勢を示します。
回答する人へは、利用目的、閲覧する担当、匿名か記名かを明示します。匿名と書く場合は、使用するフォームで氏名やアカウントが記録されないか実際に確認してください。部署や参加形態を細かく組み合わせると個人が推測される場合もあるため、必要のない属性は集めないようにします。
2.交流の目的を確かめる質問3選
質問1:普段接点の少ない人と話す機会はありましたか?
「十分あった」「少しあった」「なかった」「回答しない」など、選択肢を用意する方法があります。人数を細かく数えさせるより、機会があったかを確認します。話さなかった理由を本人の問題にせず、次の質問で場の条件を見ます。開催目的が部署交流でない場合は、目的に合う表現へ変えてください。
質問2:会話を始めるきっかけとして役立ったものは何ですか?
名札、紹介役、企画、料理、同じテーブル、特になしなど、実際に用意したものを選択肢にします。複数回答にすれば、一つへ無理に絞らず答えられます。用意していないものを選択肢へ混ぜると分かりにくくなるため、今回の設計と対応させます。役立った要素を次回残す判断に使います。
質問3:会話へ入りにくい場面があれば教えてください
自由記述にする場合は任意回答にし、個人名を書く必要はないと添えます。「全員と仲良くなれましたか」のような期待を含む聞き方を避け、困った場面を伝えやすくします。回答がないことを問題がなかった証拠とせず、運営側が観察した混雑や案内不足とも合わせて考えます。
3.食事と会場を確認する質問3選
質問4:料理の量は、今回の参加時間に対してどう感じましたか?
多い、ちょうどよい、少ない、判断できないなどで聞きます。途中参加者は全時間の料理を見ていない場合があるため、参加時間に触れる表現にします。回答だけで次回の発注量を機械的に増減せず、残量や提供のタイミング、取りにくかった場所も確認します。
質問5:料理や飲み物を取りやすかったですか?
味の満足度と別に、列や配置を確認する質問です。取りやすさに課題があれば、メニューを変える前に台の位置や案内を見直せます。「取りにくかった場合、どの場面でしたか」と任意の補足欄を付けてもよいでしょう。細かな時刻を覚えている前提にしないことが大切です。
質問6:会場で過ごすうえで気になったことはありますか?
音、室温、座れる場所、荷物置き、移動など、次回調整できる項目を示します。個別の健康情報や事情の記入を求めず、必要なら別窓口へ相談できる案内を添えます。会場の制約で変えられない項目も、開催場所や方式を選ぶ判断材料として扱います。
前回のアンケートで見えた課題を、次の会場や進行へ反映したい場合は、OFFICE de PARTYへご相談ください。人数・予算・目的と気になった点を伺い、飲食・設営・交流企画・撤収まで整理します。
4.進行と次回の改善を聞く質問4選
質問7:食事・歓談・企画の時間配分はいかがでしたか?
会全体が長いか短いかだけでは、どこを変えるか分かりません。歓談を増やしたい、企画を短くしたいなど、配分を考えられる選択肢を用意します。すべてを増やす回答にならないよう、最も調整したいものを一つ選ぶ形式も考えられます。
質問8:案内で分かりにくかったことはありますか?
事前の出欠案内、当日の場所、料理の取り方、終了後の片付けなどを確認します。参加者が迷った箇所は、スタッフへの質問記録とも照合できます。説明量を増やすだけでなく、案内の時期や表示の位置を変える改善につなげます。分かりにくかった点がない選択肢も用意します。
質問9:次回も残してほしい点を一つ教えてください
改善点だけを集めると、機能していた工夫まで変えてしまうことがあります。料理、時間帯、企画、参加しやすさなど、残したいものを聞きます。「良かった点を必ず書いてください」と強制せず、任意で答えられるようにします。少数の意見も、なぜ役立ったかを考える材料になります。
質問10:次回、変えると参加しやすくなる点は何ですか?
好きな企画を無制限に募集するより、参加しやすさへ焦点を当てます。曜日、時間、会場、進行など、担当者が検討できる範囲を例示します。実現を約束するものではないと必要に応じて説明し、要望を受けた後の扱いを明確にします。回答した人へ責任を負わせず、主催者が判断します。
5.回答を集めた後に、少数の改善へ絞り込む
10問は候補集であり、すべてを使う必要はありません。今回の目的に関わる質問と、運営上の課題を確認する質問を選びます。回答にかかる時間は実際に数人で試し、説明が必要な表現や似た質問を減らします。選択式と任意の自由記述を組み合わせると、短く答える人と詳しく伝えたい人の両方に対応できます。
集計では、回答数と対象者数を区別します。回答した人の意見を参加者全員の意見と同じに扱わず、回答しなかった人の理由を推測しないようにします。人数が少ない部署別の結果を細かく公表することも避け、個人が分からない範囲で共有します。自由記述をそのまま転載する前には、個人名や推測できる内容を確認します。
改善は、すぐ変えられること、次回の見積もりや会場選びで相談すること、今回は対応できないことに分けます。例えば料理の列が課題なら、メニューだけでなく台の位置や提供順を検討します。漠然と「もっと交流を増やす」とまとめず、次回の担当者が行動できる具体性へ落とし込みます。
参加者へは、結果の概要と検討する改善を短く共有します。回答がどう使われたか分かると、次回も意見を伝えやすくなります。ただし、実現できない変更を約束せず、条件を確認してから案内します。アンケートを保存するだけで終わらせず、次回の企画書や進行表へ反映する担当を決めておきましょう。
6.目的と運営を見直す関連記事
確認する目的は社内懇親会の完全ガイド、交流の改善は部署を越えた交流を生む7つの仕掛け、準備の担当分けは幹事がやること完全リストで整理できます。
7.アンケートのよくある質問
匿名と記名はどちらがよいですか?
利用目的によります。率直な感想を集めたい場合でも、実際のフォーム設定と説明が一致しているか確認します。
回答数が少ない場合はどう考えますか?
少数の回答を全体へ一般化せず、運営記録と合わせて検討します。回答期限や質問の負担も見直します。
否定的な意見はそのまま共有しますか?
個人が分かる情報や表現を確認し、改善に必要な内容を整理して共有します。特定の社員を責める用途には使いません。
集まった意見を、次回の具体的な準備へ変えていきましょう。OFFICE de PARTYへ人数・予算・目的と改善したい点をお伝えいただき、幹事の負担も含めた開催方法をご相談ください。