社内懇親会のBGMはどう選ぶ?受付・歓談・ゲーム・締めの選曲ポイント
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
好きな曲を集めて流したものの、歓談では声が聞こえにくく、司会が話すたびに音を止めることになった。社内懇親会のBGMは、曲の好みだけでなく、場面ごとの役割から考えると扱いやすくなります。この記事では、30〜150名程度のオフィス開催を想定し、受付、歓談、ゲーム、締めの選曲と運用を解説します。特定の曲を並べる代わりに、音量、再生の切り替え、担当の分担、利用条件を確認するための判断軸を紹介します。
1.BGMは、参加者の会話と案内を支えるものと考える
懇親会では、音楽を聴くことが主目的とは限りません。受付で落ち着いて待つ、初対面の相手と話す、司会の説明を聞くなど、参加者の行動に合わせてBGMの役割を変えます。全編を同じ音量と勢いで流すより、話す時間と全体へ注目する時間を区別して準備します。
曲を決める前に、開催目的と参加者の構成を確認します。特定の世代や趣味に寄せた曲だけで組むと、好みの違いが目立つ場合があります。全員に好かれる曲を探し続けるより、会話を邪魔しにくい構成を基本にし、意味のある場面だけ印象の強い曲を使うなどの考え方ができます。
音量は機器の数値だけで決めません。会場の形、参加人数、吸音の状態、周囲の音で聞こえ方が変わります。準備段階で会場の前後を歩き、近くの人と普通に会話できるか、司会の声が届くかを確認します。本番中も人が入った状態で再調整できる担当を置いてください。
2.受付と歓談は、話し始めやすい背景を作る
受付では、参加者が案内を聞き取れることを優先します。入口近くのスピーカーが大きいと、名前の確認や会場説明がしづらくなります。落ち着いた雰囲気を作りたいのか、軽い期待感を持ってもらいたいのかを決め、受付担当と音の聞こえ方を合わせます。無音でも問題ない場面なら、無理に流し続ける必要はありません。
歓談では、歌詞や強い音の変化が会話に割り込まないかを確認します。歌詞のある曲を使えないわけではありませんが、内容や音の密度が場に合うかを考えます。試す際は一人で静かな部屋で聴くだけでなく、数人で話しながら確認すると、会話との重なりに気づきやすくなります。
50名の仮の会なら、前半の食事と後半の自由歓談で大きく雰囲気を変えず、参加者が自然に話せる流れを作る案があります。曲間に大きな無音や急な音量差がないかも確認してください。再生リストを作っただけで終わらず、実際に使う順番で聴き、差が気になる箇所を調整します。
3.ゲームと締めは、司会の合図とセットで考える
ゲーム中のBGMは、考える時間と説明を聞く時間で役割が違います。司会がルールを話す間は下げる、相談中に流す、回答を発表する際に切り替えるなど、操作のタイミングを進行表へ書きます。複雑な音出しを増やすほど担当者の作業も増えるため、必要な切り替えへ絞ることが大切です。
効果音を使う場合も、突然大きな音を出さないようにします。会場で試し、参加者の近くのスピーカーからどう聞こえるか確認してください。正解や不正解の演出が強すぎると、回答した人が恥ずかしく感じることもあります。ゲームの目的が交流なら、勝敗の強調より会話が続く雰囲気を優先します。
締めでは、挨拶の言葉が聞こえる状態を作ります。音楽で終わりを感じさせたい場合も、司会の退出案内を妨げないようにします。終了後の片付け時間と参加者が帰る時間は別なので、会場の利用条件に合わせて再生を終える時刻を決めます。雰囲気づくりのために予定時間を超えて流し続けないようにします。
BGMの切り替えと司会進行を合わせたい場合は、OFFICE de PARTYへご相談ください。人数・予算・目的をもとに、飲食、設営、交流企画、当日の進行、撤収までを一つの流れで整理します。
4.音源の利用条件と権利確認を、選曲と並行して進める
個人で聴ける音源が、そのまま会社イベントで使えるとは限りません。例えばSpotifyは、公式サポートで個人的・非商用の利用向けと案内しています。普段使っているアカウントを会場再生に使う前に、サービスの条件を確認してください。Spotify公式:公共・商用利用について
音源サービスの利用条件と、楽曲の著作権に関する手続きは分けて確認します。JASRACはイベントでの演奏利用について案内を公開しています。社内の会だから一律に手続き不要と決めつけず、開催形態や利用方法を説明して、必要な確認先と手続きを調べます。JASRAC:コンサート・イベント等での演奏
「著作権フリー」と表示された音源でも、利用範囲、クレジット表示、配布や動画への使用などの条件が付いている場合があります。表記だけで判断せず、利用許諾の内容を保存しておきます。イベントを撮影して後日公開する場合は、会場で流すこととは別に確認が必要になり得るため、公開範囲を含めて手配先や権利者へ相談します。
この確認は、直前に再生担当へ任せるより、音源を選ぶ段階で担当を決めて進めます。誰が確認し、どの条件で使えると判断したかを記録しておくと、次回も根拠を見直せます。個別の利用可否は条件で変わるため、本記事の一般的な整理だけで判断せず、公式案内や契約内容を確認してください。
5.再生機器と担当を決め、実際の会場で試す
再生する端末、接続方法、音量調整の担当を決めます。通知音が鳴らない設定や、充電、接続の確認も必要です。機器の仕様や会場の設備に合わせて手配先へ相談し、本番だけ初めて接続する状態を避けます。配線を通す場合は施設側と確認し、通路の妨げにならない方法で設置します。
司会から再生担当への合図は簡潔にします。「音を少し下げる」といった曖昧な依頼だけでなく、どの場面で下げ、どこで戻すかを進行表へ記載します。司会がマイクと音源操作を兼ねる場合は、同時に作業できるか試し、負担が大きければ役割を分けます。
再生が止まった場合の対応も決めておきます。BGMがなくても歓談を続けられるなら、原因の確認は参加者の会話を止めずに行えます。ゲームが音源に依存する場合は、音がなくても進められる代替案を用意します。音楽を必須条件にしすぎない設計が、当日の落ち着いた対応につながります。
終了後は、好みの評価より会話や案内への影響を振り返ります。聞き取りにくかった場所、操作が忙しかった場面、音量差が気になった箇所を記録してください。次回は曲を総入れ替えする前に、スピーカーの位置や切り替え回数を見直すことも有効です。
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7.BGMについてよくある質問
人気曲を流せばよいですか?
知名度だけでなく、会話との重なりや利用条件を確認します。会の目的と場面に合うかを優先してください。
社内の無料イベントなら自由に流せますか?
一律には判断できません。音源サービスの規約と権利に関する条件を分け、開催方法を伝えて確認します。
スマートフォン一台でも運用できますか?
会場設備と必要な操作によります。接続、通知、充電、担当者の作業を確認し、実際の会場で試してください。
会話が主役の懇親会では、音の扱いも運営の一部です。OFFICE de PARTYへ人数・予算・目的をご共有いただき、幹事が音源操作に追われない進め方をご相談ください。