初対面でも会話が生まれる社内交流ゲーム10選
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
部署の違う社員や新しく入社した人が集まる場で、「自由に交流してください」と言われても、すぐに会話を始められるとは限りません。簡単なゲームがあると声をかける理由ができますが、自己紹介を競わせたり、人前での発表を突然求めたりすると、かえって緊張が強くなる場合もあります。この記事では、初対面でも取り組みやすい社内交流ゲームを十種類紹介します。30〜150名程度のオフィス懇親会で、会話を始め、その後の歓談へつなげる選び方が分かります。
1.初対面向けゲームは、答えやすさと断りやすさで選ぶ
最初の交流に向いているのは、特別な知識がなくても参加でき、何をするかがすぐ分かるゲームです。知らない人の前で面白いことを言う必要がある形式より、用意されたテーマを選んだり、相手の話を聞いたりする形式から始めると、参加の負担を抑えられます。
発言したくない人が見学できる、書く代わりに口頭で答えられる、移動せず近くの人と参加できるなど、別の参加方法も用意します。全員が同じ行動をすることより、会場にいる人が無理なく関われることを優先してください。勝敗を付ける場合も、話す量や個人的な経験の多さを競わせないようにします。
全体の企画を比較する場合は社内懇親会の企画アイデア15選が参考になります。ここでは大きな演出より、最初の会話を生む小さな仕掛けに絞って紹介します。各ゲームの所要時間は人数と説明方法で変わるため、採用前に担当者同士で試して調整します。
2.準備物が少ない会話ゲーム1〜3
1.共通点を三つ探す
三〜四人程度の小さなグループで、全員に共通することを探します。「同じ会社」などすぐ分かるもの以外を探すと、食べ物や通勤中の過ごし方などへ話が広がります。ただし、私生活を詳しく聞く必要はありません。答えたくない話題は変えてよいと伝え、見つかった数だけで順位を付けない進め方もできます。
2.二択から始めるトーク
「海と山ならどちらで休みたいか」「予定を立てる派か、その場で決める派か」など、軽い二択を提示します。まず選び、理由を短く話してもらうと、話し出す言葉が見つけやすくなります。どちらでもない回答も認め、性格を決めつけたり、仕事の評価へ結び付けたりしないようにします。
3.おすすめを一つ交換する
最近使ってよかった文具や、気分転換の方法などを一つ紹介します。何かを買った経験が必要なテーマだけにせず、散歩や休憩の取り方などでもよいとします。相手から一つ質問してもらう流れにすると、紹介だけで終わらず会話が往復します。発表を全体へ広げる場合は、本人に確認してから紹介します。
これらは、30名なら複数の小さな組で同時に行う案が考えられます。全員が順番に話す方式では待ち時間が長くなるため、グループ内で完結させると会話に使う時間を増やせます。開始と終了の合図が聞こえるかを事前に確認してください。
3.カードや写真を使うゲーム4〜6
4.写真を一枚選んで話す
風景、食べ物、道具などの写真を用意し、「今の気分に近い一枚」「行ってみたい場所」などのテーマで選びます。自分で話題を考える負担を減らせるのが特徴です。写真は利用できる素材を用意し、家族写真や個人の端末内の写真を見せることを強制しません。
5.質問カードを引く
カードに短い質問を書き、一枚選んで答えます。「最近知って便利だったこと」など、仕事にも日常にも広げられる質問が使えます。引いた質問を変えられるルールを設けると、答えにくいと感じたときにも参加を続けられます。難しい質問を混ぜることより、話を聞いた人が質問しやすい内容をそろえます。
6.ひと言リレーで物語をつくる
数枚のイラストカードを並べ、順番に一文ずつ足して短い物語を作ります。正解がなく、相手の話を受け取って続けるため、協力する体験をつくれます。発想の面白さを評価せず、短い言葉でもよいと伝えてください。人前で演じる形式に変えると負担が上がるため、最初はグループ内で完結させます。
カードを使う場合は、立食のまま空中で持ち続けなくてよい場所を用意します。食事と同時に進めるなら、カードが料理で汚れないよう置き場を分けます。道具を配るだけで時間を使わないよう、開始前に各グループへまとめて用意しておくと進行が簡単になります。
参加者の関係性に合う交流企画を、料理や会場配置と一緒に考えてみませんか。OFFICE de PARTYは、オフィス懇親会の設営・進行・企画・撤収までまとめて相談できます。
4.協力して進めるゲーム7〜10
7.チームで答える写真クイズ
社内の場所や道具の写真を見て相談します。詳しい社員が説明する機会と、新入社員が質問する機会をつくれます。知識の差が大きすぎる題材は避け、見た目からも考えられる問題を混ぜます。問題の確認方法は会社オリジナルクイズの作り方で詳しく紹介しています。
8.会話ビンゴ
共通する趣味や関心がある人を見つけ、カードに印を付けます。複数の人へ声をかける理由になる一方、移動が多くなりやすいため、席を回る人と座って参加する人がいても成り立つ形にします。具体的なルールやカードの工夫はビンゴのアレンジを参考にしてください。
9.みんなのおすすめ地図
オフィス周辺の簡単な地図に、昼食や休憩に使う場所を付箋で加えます。新しい社員へ地域の情報を渡せるほか、同じ場所を使っている人同士が話すきっかけになります。自宅など個人の生活場所を記入する必要はなく、紹介したくない人は他の人の話を聞くだけでも参加できます。
10.理想の休憩スペースを考える
小さなグループで、あったら使いたい休憩スペースを三つの要素で提案します。机、植物、音楽などのカードを選ぶ方式にすると、絵が得意でなくても参加できます。実際の導入を約束する企画ではないことを伝え、会社への不満を競う場にしないよう、話題を未来の使い方へ向けます。
100名以上でこれらを行う場合も、全員でひとつの作業をする必要はありません。小さな組を複数つくり、担当者が進め方を見守る構成を検討します。グループ数が増える分、道具の配布と説明の聞き取りを確認し、会場全体を移動させる形式は慎重に選びます。
5.選ぶときは時間・音・移動の三つを確かめる
ゲームごとの準備量を比較すると、当日運営の見通しが立ちます。以下は選び分けのための整理であり、所要時間や必要スタッフを保証する基準ではありません。会場や参加者に合わせて実際に試してください。
表は横にスクロールできます。
| 形式 | 主な準備 | 確認したい条件 |
|---|---|---|
| 共通点・二択トーク | テーマと進行案内 | 互いの声が聞こえるか |
| 写真・質問カード | 素材、印刷、配布 | 机と道具の置き場があるか |
| クイズ・ビンゴ | 問題やカード、判定方法 | 説明と確認が時間内に終わるか |
| 地図・共同提案 | 大きな用紙、付箋、ペン | 書く人以外も関われるか |
例えば15分の交流枠なら、説明、会話、相手の話への質問、終了案内までを含めて組みます。ゲーム本体だけで15分必要なら、そのままでは枠に入りません。ルールを短くする、全体発表を省く、カードを先に配るなど、会話以外の時間を減らす工夫を検討します。
BGMが大きい、料理台の列が近い、司会の声が届かないといった条件では、内容がよくても会話しにくくなります。開始前に実際の立ち位置で話してみて、聞き取りにくい場合は音量や配置を調整します。参加者が集中できない原因を、ゲームの盛り上がりだけで判断しないことが大切です。
6.ゲームが終わった後に、話を続ける余白を残す
交流ゲームは、それだけで人間関係を完成させるものではありません。終わった直後に別の企画を始めるより、同じ相手ともう少し話す時間を残すと、聞き足りなかったことを尋ねられます。司会が「今の話の続きを、食事を取りながらどうぞ」と案内すると、企画と歓談がつながります。
全員の感想を順番に発表させる必要はありません。希望するグループだけが短く紹介する、紙を掲示して気になった人が見るなど、発表の負担を減らす方法もあります。写真を残す場合は、撮影や利用の案内を整え、参加していない人が気まずくならないようにしてください。
開催後は、笑い声の大きさだけで成功を判断せず、「初めて話す相手がいたか」「話を続けやすかったか」などを振り返ります。ゲームの数を増やすより、説明を短くした方がよい場合もあります。記録も残したい場合はフォトブースの活用も比較し、今回の目的に必要な企画だけを残しましょう。
よくある質問
話すのが苦手な人にも参加してもらえますか?
カードを選ぶ、相手の話を聞くなど、短い発言でも関われる方法を用意します。発表や移動を必須にせず、参加の仕方を選べることを最初に案内してください。
景品や順位は必要ですか?
初対面の交流では、なくても実施できます。勝敗を強くすると話す内容より正解や速さに関心が向く場合があるため、今回の目的に合うかを考えます。
仕事の話題だけにした方がよいですか?
必ずしもそうではありません。日常の軽い話題を選べると、部署や専門知識の違いに左右されにくくなります。私生活に踏み込みすぎないテーマを用意します。
一回の懇親会に何種類入れるとよいですか?
まずはひとつの企画から考え、食事と歓談の時間を確保します。種類を増やす場合も、道具の入れ替えや説明で交流時間が削られないか確認してください。
初対面の社員が多い懇親会では、料理と会話のきっかけを一緒に整えることが大切です。OFFICE de PARTYへ人数・予算・目的をお知らせいただき、参加しやすいオフィス開催をご相談ください。