OFFICE PARTY JOURNAL

社内懇親会のタイムスケジュール例|90分・120分・150分を比較

社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

社内懇親会のタイムスケジュール例を解説するイラスト(開催イメージ)

イラストは開催イメージです。

懇親会の開催時間を決めても、挨拶やゲームを順番に並べるだけでは、食事や会話に使える時間が足りなくなることがあります。反対に、長い枠を用意しても目的が曖昧なままでは、途中で帰りにくい集まりになりかねません。この記事では、30〜150名程度のオフィス開催を想定し、90分・120分・150分のタイムスケジュールを比較します。実施内容を詰め込む前に決めたい時間配分と、受付から撤収までをつなぐ運営表の考え方が分かります。

1.開催時間は「何を終えたいか」から決める

90分は、短い挨拶と食事を中心に、顔を合わせる機会をつくりたい場合の候補です。仕事の区切りに集まり、ひとつの交流企画を添える程度なら構成しやすい一方、長い自己紹介や複数の表彰を加えると歓談が圧迫されます。短時間だから準備も少なくてよいとは考えず、参加者が迷わず飲食を始められる状態を整えます。

120分は、食事を落ち着いて楽しむ時間と、部署を越えて話す時間を分けて設けたい場合に検討できます。150分は、到着時間に幅がある集まりや、途中に休憩を入れたい場合の選択肢です。ただし、長いほど交流が深まるとは限りません。参加者の勤務時間や退出希望も踏まえ、正式な終了時刻を先に案内します。

次に、挨拶など「全員がそろっている必要のある内容」と、歓談など「途中参加でも成り立つ内容」を分けます。前者を連続させすぎないことが、料理を取りに行く機会と聞く時間を両立するポイントです。全体の担当分担は社内イベント幹事の仕事一覧を参考に、時間ごとの責任者まで決めてください。

2.90分は企画をひとつに絞り、食事を急がせない

次の表は、18時に始める90分開催の仮の配分です。受付と会場準備はこの枠の外に置き、開始時点で乾杯用のドリンクが受け取れる状態を目指します。大人数で一斉に料理を取る場合は、この例をそのまま使わず、提供方法を見直します。

表は横にスクロールできます。

時間 内容 運営側の確認
18:00〜18:05 開会・短い挨拶 遅れて来た人の入口を確保
18:05〜18:10 乾杯・料理台の案内 取り始める順番を説明
18:10〜18:35 食事・歓談 料理の残量と待ち列を確認
18:35〜18:50 交流企画ひとつ 説明を含めて15分に収める
18:50〜19:20 歓談 話し相手を変えるきっかけを用意
19:20〜19:30 締め・退出案内 撤収担当への引き継ぎ

企画は勝敗を細かく競うものより、短いテーマで隣の人と話す形式など、説明が少なく済むものが合わせやすいでしょう。15分の枠に参加者の移動や景品の受け渡しまで含めるなら、本編だけで15分を使わないようにします。実際に担当者同士で説明を読んでみると、想定外に時間が必要な箇所が見つかります。

90分の会では、乾杯までに時間がかかることが大きな影響になります。到着した人から飲み物を受け取り、受付の列と料理の列が重ならない配置にしておくと、開始直後の案内を簡潔にできます。遅れて到着する人にも食事が渡るよう、補充の担当者へ人数を共有します。

3.120分は二つの歓談時間に役割を持たせる

120分の場合は、例えば「開会・乾杯10分、食事と歓談30分、交流企画20分、歓談45分、締め・案内15分」と配分できます。これは実施例ではなく、運営表を組み立てるための一案です。前半は食事を取りながら顔見知り同士で落ち着く時間、後半は企画で知り合った人と話を続ける時間と考えると、同じ歓談でも役割が変わります。

交流企画の直後にすぐ次の催しを始めると、生まれた会話が途中で切れます。部署紹介やチームクイズを入れる場合も、その後に「気になった回答について聞いてみる」時間を残してください。進行上の空白に見える時間が、参加者には必要な交流時間になっていることがあります。

100名規模などで会場内の移動が増えるときは、企画のために全員を別の席へ移す必要があるかも検討します。立ち位置を変えずに近くの人と話す構成なら、移動の説明を減らせます。一方、知らない人同士を組み合わせる目的があるなら、受付時の名札やグループ分けから設計した方が進行が自然です。

人数と終了時刻が決まったら、料理の提供時間も含めて進行を組み立ててみませんか。OFFICE de PARTYでは、飲食・設営・進行・交流企画・撤収をまとめて相談できます。

人数・予算・目的から時間配分を相談する

4.150分は長い歓談を区切り、退出しやすくする

150分の配分例は「開会・乾杯10分、食事40分、交流企画20分、休憩・自由交流15分、テーマ別歓談45分、締め・退出案内20分」です。時間に余裕がある分、料理の提供や着席して休む機会を分散できます。ただし、最後まで参加することを前提に長い企画を連続させると、途中退出する人が動きにくくなります。

休憩では、全員が席を外す必要はありません。「ここから15分は自由にお過ごしください」と区切りを伝え、飲み物の追加、トイレ、短い休息に使えるようにします。料理を下げる時刻や最後のドリンク提供は別途調整し、まだ食べている人がいるのに突然片付けが始まる状態を避けます。

長い開催枠は、全員に長く話してもらうためだけに使うものではありません。到着が遅れる部署があるなら、重要な挨拶の位置を調整するなど、参加条件の差を吸収する使い方もあります。それでも主要な参加者が大幅に遅れる場合は、開催時間自体を見直す方が公平です。延長によるスタッフや施設の利用条件も、事前に確認してください。

5.参加者向けの案内と運営用の表を分ける

参加者には、受付開始・開会・終了・退出期限と、参加時に必要な情報を簡潔に伝えます。細かな補充時刻やマイクの受け渡しまで掲載すると、何時に来ればよいかが読み取りにくくなります。これに対して運営用の表には、実施場所、担当者、必要物、開始の合図、遅れた場合の対応を書き込みます。

例えば「18:35 交流企画開始」だけでなく、「司会が食器を置く案内をする、運営担当が回答用紙を配る、音響担当がBGMを下げる」のように、同じ時刻に誰が何をするかをそろえます。司会者の時計だけで進めず、全体を判断する担当者が開始の合図を出す形にすると、料理の列が残っているときにも調整できます。

搬入から原状回復までの時間も同じ運営表で管理してください。懇親会が20時終了でも、20時に施設を完全退出できるわけではありません。会場を利用できる最終時刻から撤収作業を逆算し、イベントを終える時刻を決めます。準備チェックリストと照合して、机の移動や設備確認が当日の表から抜けていないか確認します。

6.遅れたときは「何を削るか」を先に決めておく

遅延対応は、当日になって司会者へ任せきりにしないことが大切です。予定より10分遅れた場合に、追加問題を省くのか、挨拶を短縮するのかを主催者と共有します。食事や退出の案内を一律に削ると、料理を取れない人や帰り支度に困る人が出るため、まずは省略しても目的に影響しにくい演出から検討します。

運営表には、定刻のほかに「ここまでに終了する」という境界を付けます。例えば交流企画が延びても締めの開始時刻は動かさないと決めれば、担当者が判断しやすくなります。延長可能だと思っていても、参加者の予定や撤収条件は別です。勝手に終了を後ろへずらさず、調整できる範囲をあらかじめ確認しましょう。

開催後は、実際の開始・終了時刻と遅れた理由を残します。受付の混雑、料理の補充待ち、説明の長さなどを分けて記録すると、次回の枠をただ長くする以外の改善ができます。入口での滞留が原因なら受付の設計を見直し、参加者が会場に入ってから過ごす時間を確保してください。

よくある質問

90分では短すぎますか?

目的によります。食事と短い交流を中心にするなら候補になりますが、複数の企画や長い挨拶を入れる場合は窮屈です。内容を先に決めて押し込むより、必要な交流時間から逆算してください。

120分の中に受付時間を含めてもよいですか?

含めることはできますが、参加者が実際に懇親会へ参加できる時間は短くなります。案内には受付開始と開会を分けて記載し、乾杯に間に合う到着時刻が伝わるようにします。

150分ならゲームを増やした方がよいですか?

増やす必要はありません。自由交流や休憩を設け、会話を続けられる余白として使えます。企画の数は開催時間ではなく、交流の目的と参加者の負担から判断します。

当日の進行が早く終わったらどうしますか?

歓談へ戻す、質問を受けるなど、参加者が自然に過ごせる選択肢を用意します。埋め合わせのために急な指名や長いスピーチを追加するより、終了予定を守りながら交流時間に充てる方が運営しやすいでしょう。

90分・120分・150分のどれが合うか迷う場合は、参加人数、予算、交流の目的をお知らせください。OFFICE de PARTYが、料理を楽しむ時間と幹事の運営負担を合わせて考えます。

懇親会の時間と運営を相談する

← ブログ一覧に戻る
人数と予算から相談する