30人のケータリング発注ガイド|料理量と予算の目安
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
30人分のケータリングは、少人数だからこそ最低注文条件や配送費の影響を受けやすく、料理単価だけでは総額が見えないことがあります。また、大皿の「何人分」という表示と、一人一個の料理の数量は同じ考え方ではありません。この記事では、オフィスでの30人の会を想定し、料理量、発注表、予算、変更期限の確認方法を解説します。固定した標準量を示すのではなく、食事の位置づけと参加者の条件から、事業者と数量を決める手順を紹介します。
1.30人の中に誰を含めるかを確定する
最初の発注数を決める前に、参加社員、運営担当、外部の同席者など、食事を用意する人を確認します。招待名簿の人数と食事の必要人数が一致するとは限りません。開始から参加する人と途中参加する人も分けると、提供の順番を相談しやすくなります。
参加回答が揃わない段階では、見込み人数と確定人数を混ぜないようにします。例えば30人を予定し、数名が調整中であるなら、その状態を事業者へ伝え、いつまでに変更できるか確認します。未回答者を欠席と決めつけたり、全員参加で追加注文して後から減らせると思い込んだりしないことが大切です。
料理の確定期限より前に社内回答を締めると、確認の時間を確保できます。人数が変わったときはメールなど記録に残る方法で共有し、最終的に何人分を発注したかを担当者同士で一致させます。当日の受け取り担当にも確定版を渡してください。
2.主食か軽食かでメニューを組み立てる
業務後に夕食を兼ねる会と、昼食後に短く集まる会では料理の役割が違います。まず時間帯、開催時間、前後の食事の予定を事業者へ伝えます。参加者の年代などで一律に量を決めるより、実際の開催条件と社内の希望を整理する方が発注に使えます。
食事を兼ねる場合は、主食、主菜、野菜、つまみやすい品などの構成を確認します。見た目の華やかさだけで軽い前菜を増やすと、食事としての期待に合わない場合があります。立食なら、大きく切り分ける品の担当や必要な器具も確認します。
30人の会では、一つの料理のセットが大きいと余りが出やすいことがあります。注文単位を聞き、品数を増やすと総量がどの程度増えるかを確認します。品数を減らすことと食事量を減らすことは同じではないため、構成を調整できるか相談します。
3.人数表示を個数と容量に置き換える
一人一個ずつ配る料理なら30個で一巡しますが、複数取ることを想定した品や大皿では、その計算だけでは足りません。品ごとに個数、容量、取り分け方を確認し、どの料理が食事の中心になるかを把握します。「30人分セット」という名称だけで判断しないことがポイントです。
発注表は、品名、注文単位、注文数、提供方法、個別対応、備考の列で作れます。予備を入れる場合は通常分と分けて記載すると、何のために追加したかが分かります。すべての品を同じ割合で上乗せするのではなく、変更可能な範囲と参加見込みから判断します。
食事制限への対応品は、一般の料理と混ざらない受け渡し方法を確認します。本人へ何をどこで受け取るか伝え、当日の担当者が分かるようにします。原材料や調理工程などの詳しい条件は事業者へ確認し、幹事が外見から対応可能と判断しないようにしてください。
料理の数量だけでなく、誰が受け取り、並べ、回収するかも一緒に考えると発注が具体的になります。OFFICE de PARTYへ人数・予算・目的をご相談ください。ケータリングから設営、進行、交流企画、撤収まで必要な範囲を整理できます。
4.最低注文条件と総額を確認する
小口の注文では、最低注文額、配送可能な地域、容器や備品の費用などを確認します。料理単価に人数を掛けただけでは、発注できる条件を満たさない場合があります。最低条件があるかどうかは事業者によるため、表示を見つけられなければ問い合わせます。
予算の練習として料理と飲み物を一人4,000円と仮定すれば、30人で12万円です。ただし、これは計算例であり、販売価格や相場ではありません。配送、設営、回収、運営などが別に必要かを加えて総額を確認します。管理費10%も対象項目と税の扱いを見積書で確かめます。
同じ総額でも、料理だけ届く方式とスタッフが提供する方式では社内に残る仕事が違います。幹事が料理台から離れられないと、参加者との交流に時間を使えません。価格だけで決めず、必要な担当者と時間まで比較表に入れると選びやすくなります。
5.搬入から提供開始までを発注条件にする
オフィスの住所だけでなく、搬入口、階数、受付方法、エレベーターの利用条件を共有します。30人分でも台車や保管場所が必要になることがあります。通常の宅配受け取りと同じ感覚で進めず、到着から料理台へ置くまでの経路を確認してください。
提供開始まで時間がある場合は、保管や温度管理の条件を事業者に確認します。社内冷蔵庫に入るか、会議室へ置けばよいかを当日判断しないようにします。温かい料理を出す場合も、利用できる機器と電源などを施設側へ確認し、事業者の条件と一致させます。
受け取り時は数量と品目、備品を確定した発注表で確認します。確認する人が準備を兼ねているなら、チェックの時間を確保してください。足りない品が見つかった場合の連絡先と、料理を並べる担当を分けておくと、その場で全員が作業を止めずに済みます。
会全体の計画には30人の懇親会モデルを参照できます。規模が変わる場合は50人のモデルと100人のモデルを比較し、人数の増加で提供や運営の条件が変わる点も確認してください。
6.余りの記録を次の発注へつなぐ
終了後は、料理が余ったかだけでなく、どの品がどの時間まで残ったかを記録します。置く場所が分かりにくい、取り分けにくいなど、量以外の理由で残ることもあります。食べ残しや持ち帰りの扱いは事業者の条件に従い、幹事が独自に案内しないようにします。
次回の発注資料には、注文数と実参加人数を両方残します。欠席が多かった会を根拠に、毎回少なく頼む方式へ変えるのは避けます。開催時間や料理の役割も一緒に記載すれば、同じ30人でも違う条件の会で数量を見直せます。
社内のゴミ置き場を使えるか、事業者が容器を回収するかは事前に決めます。返却が必要な器具と廃棄できる容器を区別し、翌朝まで机の上へ残さない担当を置きます。発注が完了した時点ではなく、回収と確認までを一つの依頼として整理することが大切です。
少人数のケータリングほど、注文単位と社内に残る作業を丁寧に確認したいところです。人数・予算・目的からOFFICE de PARTYへ相談し、30人の会に必要な料理と当日運営を無理なく組み合わせてください。
7.よくある質問
30人分より少なく注文しても大丈夫ですか?
食事の位置づけと参加予定を踏まえて事業者と相談します。欠席を見込んで一律に減らすのではなく、注文単位と変更期限も確認します。
品数は多い方がよいですか?
品数だけでは決まりません。各品の量と食事全体の構成を確認し、注文単位によって余分な総量にならないようにします。
最低注文額はどこも同じですか?
事業者や条件によって異なります。配送地域、時間、提供方式と合わせて確認し、総額で比較してください。
余った料理を持ち帰れますか?
事業者の条件を確認し、その案内に従います。保存状態を確認せず幹事が自由に持ち帰りを勧める運用は避けます。