会社オリジナルクイズの作り方|社内懇親会で使える問題例20選
社内イベントのヒント / OFFICE de PARTY

イラストは開催イメージです。
会社にまつわるクイズは、知らなかった部署の仕事やオフィスの特徴を知るきっかけになります。一方、古参社員だけが答えられる問題や、個人の失敗談を題材にした問題では、参加者を分けてしまうことがあります。この記事では、社内懇親会で使える二十の問題案と、事実確認から当日の進行までの作り方を紹介します。30〜150名程度のオフィス開催で、正解数を競うだけでなく、社員同士が相談して話せるクイズを組み立てたい担当者向けの内容です。
1.クイズの目的を「会社を知る」と「会話する」に分ける
会社オリジナルクイズには、共通の知識を増やす役割と、相談しながら交流する役割があります。前者を重視するなら、会社の取り組みや部署の役割について、答えを聞いて納得できる問題を選びます。後者を重視するなら、複数の意見が出る選択肢や、観察して考えられる写真問題を入れると、詳しい人だけが答え続ける状態を避けやすくなります。
全問を難しくする必要はありません。最初は参加方法が分かる簡単な問題を置き、中盤に相談が必要な問題を加え、最後は解説が次の会話につながる題材にするなど、役割を分けます。難易度よりも、答えを知ったときに参加者同士で話したくなるかを基準にすると選びやすくなります。
他の交流企画も含めて選ぶ場合は、社内懇親会の企画アイデア15選と比較してください。準備できる素材が少ないときは、無理に独自問題を増やすより、短いクイズと自由な歓談を組み合わせる方が、担当者にも参加者にも負担が少なくなります。
2.オフィスを題材にする問題案1〜7
以下はそのまま事実として使う完成問題ではなく、自社の情報へ置き換えるための問題案です。正解を現地や担当部署へ確認し、選択肢に使う写真も掲載してよいものを用意してください。社内の場所を知らない参加者がいても、画面を見て考えられる出し方にします。
- 会議室の一部を拡大した写真はどの部屋か。 壁や机など特徴のある部分を写し、機密資料や人の顔が入らないようにします。
- 受付に置かれているものはどれか。 三つの写真から選ぶ形式にし、初めて見る人も比較できるようにします。
- 社内の観葉植物の写真は、どの場所で撮影したか。 普段通らない区域を紹介するきっかけになります。
- 会議室名の由来として正しい説明はどれか。 由来が正式に確認できる場合だけ使い、担当者の推測を正解にしません。
- オフィス移転前後で変わったものはどれか。 新旧の写真を並べ、長く在籍していなくても観察で答えられるようにします。
- 共用スペースにある案内はどの用途か。 社内ルールを試験のように問うより、便利な場所を知る問題にします。
- 三つの写真のうち、現在のオフィスで撮ったものはどれか。 他の写真を使う権利と、誤解を招かない説明を確認します。
写真問題は、会場の後方から見える大きさで表示することが重要です。細部を見つける問題なのに画像が小さいと、見える場所にいるチームだけが有利になります。実際の画面で試し、判別しにくければ題材を変えましょう。
3.部署や仕事を題材にする問題案8〜14
部署の仕事を扱うと、普段の接点が少ない社員にも新しい話題を提供できます。ただし、専門用語を知っているかどうかだけを問うと、担当部署の人しか参加できません。簡単な説明や写真を添え、答えを聞いた後に「その仕事をしているのですね」と声をかけられる内容にします。
- この道具をよく使う仕事はどれか。 特徴のある道具を見せ、担当者に用途を短く説明してもらいます。
- 社内のこの問い合わせは、どの窓口が担当するか。 現在の正式な窓口を確認し、実務にも役立つ題材にします。
- ある仕事の一日の流れで、最初に行う工程はどれか。 固定の手順が確認できる業務を選びます。
- この略語の意味として正しいものはどれか。 社内だけの言い回しを紹介し、知らないことを笑わない解説にします。
- 部署紹介の三つの説明のうち、実際に行っている仕事はどれか。 他部署の誤解を解くきっかけになります。
- 完成物の一部分を見て、何に使うものかを当てる。 顧客情報や未公開商品を含まない素材に限定します。
- 二つの部署が協力する場面として正しいものはどれか。 社内の連携を知る問題にし、部署間の優劣を競わせません。
解説は担当部署へ事前に確認します。実際の仕事には例外があるため、「いつでも必ず」と言い切る問題は扱いにくくなります。対象となる場面や時期を問題文に入れ、複数の答えが正しくなっていないか第三者にも見てもらいます。
クイズの素材はあるものの、問題や進行にまとめる時間が取れない場合は、必要な準備範囲からご相談ください。OFFICE de PARTYでは、ケータリングと交流企画、当日の進行を一緒に検討できます。
4.取り組みや人柄を知る問題案15〜20
会社の歴史や社員に関する題材は、扱い方次第で親しみにつながります。個人の情報は本人が公開してよいと確認した範囲だけを使い、驚かせるために秘密を出す演出は避けてください。答えを外した人も気まずくならない、明るい内容を選びます。
- 今年始まった社内の取り組みはどれか。 開始時期を担当者に確認し、活動の紹介を添えます。
- 社内公募で決まった名前の由来はどれか。 記録が残っている題材を使い、伝聞だけで正解を作りません。
- 三つの社内イベント写真を開催順に並べる。 年月のヒントを添え、入社前の出来事でも推測できるようにします。
- 本人が選んだおすすめの昼食はどれか。 事前に本人へ回答をもらい、当日の紹介も了承を得ます。
- 社員が撮影した風景写真はどの場所か。 自宅や生活圏を特定するような写真は避け、公開してよい場所を選びます。
- 事前アンケートで多かった「使ってみたい共用設備」はどれか。 回答者の範囲と実際の集計を示し、全社員の意見とは言い換えません。
アンケート型は、集計そのものを確認できることが前提です。回答が集まらなかった場合は順位を演出で作らず、その問題を使わない判断も必要です。会社に関する数字を扱うときも、更新時点が分からない資料を使わず、確認できない数値は問題から外します。
5.選択肢とチーム分けで、相談する時間をつくる
選択肢は、明らかに違う答えばかりにすると相談が生まれません。一方、細かな言葉の違いだけで迷わせると、知識を試されている印象になります。三択なら、どれも一度は考えたくなる内容にし、正解の根拠を短く説明できるようにします。ひっかけを入れる場合も、参加者を責めるような解説にしないでください。
50名を仮に複数の小さなチームへ分けるなら、同じ部署だけで固めず、知っていることが異なる人を組み合わせる案があります。ただし、人数だけで機械的に分けず、当日の欠席や会場のテーブル配置に合わせて調整します。代表者一人が答え続けないよう、回答を示す役を交代する方法もあります。
回答方法は、紙の札を上げる、用紙へ書く、会場で使えるツールに入力するなどから選びます。通信環境を必要とする方法は実際の場所で試してください。食事を持ったまま複雑な操作をさせないよう、クイズ中に皿を置ける場所を確保することも、参加しやすさに関わります。
6.問題数より、解説と採点の時間を確保する
二十の問題案をすべて当日使う必要はありません。例えば20分の枠なら、説明、相談、回答、解説、結果発表を含めて試し、時間に収まる問題だけを選びます。一問ごとに長いエピソードを語る構成では、少ない問題数でも時間がかかります。問題を削れる順番を決めておくと、開始が遅れた場合にも対応できます。
採点表には問題番号と得点を記載し、同点の扱いを事前に決めます。最後に突然特定の問題だけ得点を倍にすると、納得しにくい人もいます。特別ルールがあるなら最初に伝え、正解判定に迷った場合は主催者が確認する流れを用意します。
クイズの後には歓談を残してください。答えを聞いて気になった部署や社員へ質問できれば、企画がその場だけで終わりません。ビンゴのアレンジや初対面向けの交流ゲームと組み合わせる場合も、企画を詰め込みすぎず、会話が続く時間を守ります。
よくある質問
会社の歴史を知らない人にも楽しんでもらえますか?
写真や選択肢から考えられる問題を混ぜると参加しやすくなります。知識がある人と相談できるチーム式も選択肢です。勤続年数だけで正解数が決まる構成は避けます。
社員の個人的な話を問題にしてもよいですか?
本人が内容と紹介方法を確認し、了承した範囲に限ります。公開したくない情報や、失敗を笑う題材は使わず、取り下げたい場合にも対応できるようにします。
正解が複数ありそうな問題はどうしますか?
条件を明確にするか、別の問題へ変更します。担当者以外にも読んでもらい、根拠の説明が必要以上に長くなる問題は避けると、当日の判定が安定します。
景品は上位チームだけに用意しますか?
会の目的と予算によります。順位だけでなく参加を楽しめる設計を先に考え、景品を出す場合は同点やチーム内の受け渡し方法を決めておきます。
社員の仕事や会社の魅力を、会話のきっかけに変える懇親会へ。OFFICE de PARTYに人数・予算・目的をご相談いただき、料理からクイズの進行、撤収までの運営を組み立てましょう。